中軽井沢に小さな店を構えていた人気パン屋、haluta。
正式名称はharuta bageriといって、ハルタベーガリ、と読みます。ハルタ、とかハルタベーカリーと呼ばれることが多いですよね。
観光シーズンではいつも長蛇の列になっていたhalutaですが、新店舗へハルタ移転となったのはご存じですか?
2023年、halutaが経営するホテル「ハルタホテルシュティル/haluta hotelli still」に併設された新店舗に移転しています。
halutaのパンが食べたい、という方は、移転してより魅力が増した新生haluta bageriを訪れてみてはいかがでしょうか?
今回は、そんなhaluta bageri oiwakeに行ってみましたので、営業時間や駐車場の情報、おすすめのパンをお伝えします。
※ちなみに元々ハルタのパン屋があった中軽井沢の店舗には、ハルタで長年パンを作っていた方が独立され「Mel」という名前でリニューアルオープンしています。
中軽井沢の新しい店については、【Mel(ミル)】についての記事を読んでみてくださいね!
【ハルタ】haluta追分とは|どんなパン屋さん?
そもそもhalutaってどんなパン屋さん?という話。
halutaは軽井沢の水と国産の小麦にこだわったパンを作っていて、農薬や化学肥料を使わない製法にこだわっているパン屋さんです。
デンマークと地縁があるそうで、ルブロと呼ばれる黒パンを得意としています。
ルブロというパンはデンマークの国民食で、雑穀や種などを細かく砕いたものが豊富に含まれているハードパンです。
ルブロは栄養満点なので、デンマークでは、保育園や小学校、中学校などでも日常的に食べられているものなんだとか。
黒パン、ハードパン系って特別なパンっていう感じがするけど、デンマークではこどもも食べる国民食なんですね。
halutaではドライフルーツが入ったルブロが大人気ですが、ルブロだけでなく、他の製法のパンも数多く提供されています。
こじんまりとしたお店が大変人気でしたが、元々halutaはパン屋さんだけを経営していたのではなく、家具や雑貨なども取り扱っていました。
2023年、halutaが経営するホテルの朝食を担当するということで、「hotelli」という建物内にhaluta追分として移転しました。
朝食を担当するために大人気の場所から移転をするという時点で、こだわりを感じますね。
【ハルタ】軽井沢から追分に移転した?実際の写真を添えて解説。
百聞は一見に如かず、ということで、軽井沢から追分に移転した?と言われているハルタの新店舗を、実際の写真を添えて解説します。
中軽井沢駅から徒歩3分ほどのところに小さな店を構えていたhaluta。
前述のとおり、今は軽井沢の隣町、追分という場所に移転しています。
建設中は、まだ真っ白に塗装されていないときに「haluta」の垂れ幕がかかっていて、何ができるんだろ~とワクワクしていました!
実際の外観は写真のような感じです(この日は大雪の3日後でまだ雪が積もっていました)
ホテルの宿泊の方に合わせて移転されたようなので、パンだけをお求めの方には遠くなってしまった感は否めませんが…。
地元の方や、自家用車で軽井沢にお越しの方、最寄り駅からタクシーで行ってみようかなという方にとっては、そんなに遠い距離ではありません。
冒頭でもお伝えしましたが、旧halutaの店舗には、「Mel」という名前のパン屋さんが新たにオープンしています。
外観も内装も、中のパン工場まで旧halutaそのままなイメージなので、店が変わったのだということに気が付かないこともあるかもしれません。
【haluta】ハルタ追分の実際は?写真で紹介。
【haluta】ことハルタ追分の実際はどんな感じなのか?写真を添えて解説します。
車を走らせ、haluta bageriに行ってみました。
上の写真は、軽井沢方面から来た場合の駐車場入り口の看板です。
軽井沢から御代田・佐久方面へ車で15分程度、白い建物が見えてきました。
ここがhalutaだと分かっている地元民でも入口が見つけにくかったです(笑)
みなさんは気を付けてくださいね!
(下り坂でスピードが出ているので、早めにウィンカーを出しましょう。)
手書き感あふれるこちらの看板に「パン」と書いてあるところから入ります。
こちらは佐久方面から来た場合の看板です。
看板が小さめなので、見逃さないようにスピードを落としたほうがよいです。行き過ぎてしまうと、ホテル専用駐車場の方に入ってしまうので、一通でグルグル回ることになっていまします。
ネイビーのペンキで塗ったような外扉。まるで外国に来たかのような雰囲気ですね。
外扉を入ると、オシャレなポスターや案内表示があります。
外観も、内装も、オシャレで特別感にあふれていますね。ワクワクします。
建物内の雰囲気はとっても洗練されていて、静か。オシャレな空間です。
まだ内部は工事している箇所もあり、業者の方がちらほら。テナント募集の案内もありましたので、これからどんなお店が入るのか楽しみです。
halutaは入口から入って左手奥に店舗があります。
イートインスペースは今のところ限られていますが、店舗外にはところどころにベンチとテーブルが置いてあるので、天気が良い日はそちらで食べてもいいですね。
追分は標高約1000m。日差しが強い日は帽子必須です。
この日は特に一面が雪で、太陽の照り返しがきつかったです…(汗)。
春夏秋冬問わず、晴れの日は紫外線対策してくださいね。
【ハルタベーガリ】パンの種類を写真を添えて紹介
一番気になる、ハルタベーガリのパンの種類について、写真を添えて紹介します。
中軽井沢のhalutaで売られていた人気パンはあるのでしょうか。
halutaと言えばこれ!っていうお気に入りがいくつかあるから、売っているといいなぁ。
また、新商品はあるのでしょうか。
haluta と言えば、フルクト。というくらい人気です。
先に説明したルブロの代表。ナッツやドライフルーツがふんだんに使用されている黒パンです。
説明文にも「halutaの人気No.1」と表記されています。
サイズは2種類、フルクトは長持ちしますので、ここは大きいサイズを買って、薄くスライスしてそのまま食べたり、生ハムを乗せたりクリームチーズを塗ったりと、アレンジして楽しんでもいいですね。
こちらも旧halutaで人気だった「アサマ」。
グリュイエールチーズを使用した、チーズの風味がしっかりとしたパンです。
グリュイエールチーズと言われてもなじみがあるものではないかもしれませんが、チーズフォンデュやクロックムッシュなどに使われることの多い、食べやすいチーズです。スイスのグリュイエール地方のチーズですね。
見た目はハードですが、中身はしっとりとしていて、チーズそのものを食べているような感覚に陥るほどですが、粉の風味も効いているので、非常に濃厚な味わいです。
大人の味、って思うんだけど、でもこどもも欲しがる食べやすさなんです。こどもが食べ始めちゃうと大人の分がなくなっちゃうので、多めに買うことをオススメします。
ハードパンが好きな方はこの「エピ」もオススメです。
ベーコンは細かく刻んだものが入っていて、こんがりと焼かれた生地をガリガリと食べ噛むほどにベーコンの味わいも湧き出てくる感じです。
この「シードパン」「ミュスカ」はスープと一緒に食べると絶品です。
パンだけで食べると素朴な感じで私はたくさんは食べられないのですが、例えばかぼちゃスープやコーンスープを用意して交互に食べると、粉や雑穀、シードの風味がより感じられて相乗効果になるんですね。
「ミュスカ」というのはぶどうパンですが、これもまた、塩気のあるスープと一緒に食べると、ぶどうの甘さが引き立ってより美味しくいただけます。
halutaはハードパンだけではありません。
粉や雑穀推しのパンが目立ちますが、こうしたおやつパンも時々あるので、バターの風味を感じたいときや、お子さんと一緒に食べるのであればこういったデニッシュパンもいいですね。
自宅でゆっくりhalutaのパンを堪能するならば「ホーニングプロ」などのいわゆる食パンもオススメ。
写真にあるハーフサイズのほうを見てお分かりのように、真っ白ではない食パンで、雑穀を細かく挽いたものがたっぷりと含まれています。
癖が強いと感じられる方、もしくはお子さんも苦手なことが多いかもしれませんが、レタスやハム、卵を乗せてオープンサンドにするとマッチしますよ。
生地にははちみつが入っているので、ほんのりとした甘みが隠し味になって、口の中でなじんでいきます。
ドリンクメニューもあります。
コーヒーはこちらで。テイクアウトして店外で食べると、ピクニックのような楽しさが味わえますね。
中軽井沢から追分へhalutaは移転しましたが、人気のパンの種類はひきつづき販売されているようですね。
ただ、その場でミルクペーストを絞ってくれるミルクフランスや、クッキーやパウンドケーキのような焼き菓子については陳列されていなかったので、少し嗜好を変えたのかもしれません。
halutaに行くとかならず注文していた「ミルフ」がなかったのが残念だったなぁ。こどもも「ミルフ」が食べられると思って期待していたから、ちょっとがっかりしていました。
この日は出会えませんでしたが、焼き立てのピザを食べられるタイミングもあるのだとか。
まだまだ発展が期待できるhaluta、車を走らせドライブしながら、おいしい空気を吸いながら、楽しんでみてはいかがでしょうか。
【ハルタ】haluta bageri oiwake|Shop infomation
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町追分1372-6 |
電話番号 | 0267-41-0206 |
営業時間 | 10:00-15:00(売り切れたら閉店) |
営業日(営業曜日) | 土曜日、日曜日(詳細はSNSを確認) |
アクセス | JR軽井沢駅から車で16分、しなの鉄道追分駅から車で7分、しなの鉄道御代田駅から車で5分 |
駐車場 | あり(何台停められるか明記されていませんが、見た感じ20台は停められるかなと思いました。宿泊客専用の駐車場もあるので、パン屋専用のほうに停めましょう) |
※写真の商品の種類、価格は、2024年2月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。
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